大谷翔平の年俸が安い理由はなぜ?新労使協定と年俸調停権が原因だった!

連日のニュースでその名前を見ない日は無いほど、大注目の野球選手と言えば、、

そう、エンゼルスの「大谷翔平」選手ですよね。
毎朝起きたら、大谷選手のホームラン速報ニュースを見るのが日課になった方も多いのでは、ないでしょうか。(笑)

そんな大活躍の大谷選手が、年俸金額が安いと話題になっているようです。

  • これまでの年俸推移まとめて事実確認
  • メジャー移籍時の年俸が安い理由
  • メジャー2年目以降の年俸が安い理由
  • 大谷選手がお金より重要視するもの

これらの点を中心に記事まとめてみました。

大谷翔平の年俸が安い理由は?年俸推移で振り返ってみた

引用元: https://baseballking.jp/ns/230180

大谷翔平選手は、経歴はこの通りですね。

  • 2013年~2017年:北海道日本ハムファイターズ
  • 2018年~現在:ロサンゼルス・エンゼルス 

日ハム在籍時とエンゼルス在籍時に分けて、これまでの年俸推移をまとめてみました。

日本ハム時代の年俸推移

シーズン(年齢)年俸
2013年(19歳)1500万円
2014年(20歳)3000万円
2015年(21歳)1億円
2016年(22歳)2億円
2017年(23歳)2億7千万円
※金額は推定です。

大谷選手は、高校卒業と同時に、日本ハムに入団し5年間在籍しました。

年俸推移を見ても、毎年順調に右肩上がりで上昇しているのが分かりますね。

https://hochi.news/articles/20191005-OHT1T50010.html

プロ3年目にして、早くも年俸1億円に到達されておりますが、これは「平成の怪物」松坂大輔投手依頼、史上2人目のスピードで、他の高卒選手と比較しても年俸上昇率が高いことが分かりますね。

https://baseballking.jp/ns/column/92670

大谷選手は、日本プロ野球においても、数々の記録を樹立されています。

  • プロ1年目(2013年)
    • 開幕戦に外野手で先発出場し、2安打1打点を記録。(高卒で開幕複数安打は53年振り史上2人目)
    • 初登板では、新人投手の史上最速となる157km/hを記録。
  • プロ2年目(2014年)
    • 20歳の誕生日に、1試合2本塁打を放ち、自身で祝福。
    • 二桁勝利・二桁本塁打を記録(投手:11勝、打者:10本塁打)
  • プロ3年目(2015年)
    • 自身初の開幕投手として先発。開幕勝利を挙げる。
    • 投手3冠を達成(勝利数:15勝、勝率:.750、防御率:2.24)
    • 高卒3年目で、15勝達成。(球団としてはダルビッシュ有以来。)
  • プロ4年目(2016年)
    • 1番・投手で先発を果たし、8回10奪三振で勝利・打者として初球を先頭打者ホームランを放つ
    • 球速165km/hを叩き出し、日本プロ野球最速記録を更新。
    • 「投手:10勝、打者:100安打、20本塁打」を達成(日本プロ野球史上初)
  • プロ5年目(2017年)
    • 4番・投手で先発(プロ野球66年ぶり)、完封勝利・1安打を記録。
    • プロ通算40勝・40本塁打を達成。(日本プロ野球史上4人目)

まさに、「二刀流」ならではと言いますか、大谷選手だからこそ残せた記録が多いのが印象的です。

https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202101160000169.html

エンゼルス時代の年俸推移

引用元: https://number.bunshun.jp/articles/-/848266
シーズン(年齢)年俸(ドル)年俸(円)
2018年(24歳)54万5000ドル5995万円
2019年(25歳)65万5000ドル7205万円
2020年(26歳)70万ドル7700万円
2021年(27歳)300万ドル3億3000万円
2022年(28歳)550万ドル6億500万円
※金額は推定です。 1ドル=110円換算

まず、エンゼルス入団初年度の年俸が、異常に安いのが気になりますよね?

メジャー移籍前の、日ハム時代の年俸は、2億7000万円ですから、マイナス2億近くの年俸からスタートしています。

他の日本人メジャーリーガーの、初年度の年俸と比較した場合どうなのでしょうか?

日本人メジャー選手初年度年俸大谷翔平との差額
イチロー約6億9000万円約6億3000万円
松井秀喜約7億円約6億4000万円
ダルビッシュ有約5億5000万円約4億9000万円
松坂大輔約8億6000万円約8億円
田中将大約22億約21億4000万円
金額は推定です。

※表端の差額に関しては、大谷翔平選手の初年度年俸を6000万円で計算しています。

それにしても、マー君こと、田中投手の初年度からの年俸がヤバいですね。(笑)

他の日本人メジャーリーガの初年度年俸と比較しても、大谷翔平選手の年俸が異常に低いのがわかります。

その要因となっているのが、

  • MLBの新労使協定
  • メジャーリーグに移籍したタイミング(大谷選手の年齢)

の2点が年俸金額に大きく影響しているんです。

大谷翔平のメジャー移籍時の年俸が安い理由:新労使協定でマイナー契約

https://full-count.jp/2017/12/10/post97202/

大谷選手は、当時23歳だった、2017年11月11日に「ポスティングシステム」を利用して、メジャーリーグ移籍を正式に表明されています。

ポスティングシステムとは?「入札制度」と言われる所以。

「ポスティングシステム」とは?

ポスティングシステム(posting system)は、主にプロ野球において認められている移籍システムの一つ。日本のメディアでは入札制度という呼称もある。
主にフリーエージェント(FA)権を持たない選手が海外リーグへの移籍を希望した場合に、所属球団が行使する権利である。

Wikipedia より引用

海外FA権を取得するには、日本のプロ野球で最低9年間プレーしなければ、取得できない決まりになっています。

今回の大谷選手のように、プレー実績が9年未満の選手でも、メジャーリーグ挑戦を可能にした制度が、ポスティングシステムなんですね。

ポスティングの流れ
  1. 日本球団から、MLBに申請
  2. 対象選手と交渉を希望する米球団が入札し、最も高額だった球団が交渉権を得る。
    • 入札額の上限は、2000万ドル(約22億円)。
  3. 交渉権を得た米球団と選手が交渉⇒合意
  4. 米球団⇒日本球団へ、入札額(譲渡金)を支払う
野球少年

ポスティングが”入札制度”と言い換えられるのは、この為なんだね!

2012年の旧制度までは、入札額に上限はなかったのですが、「入札額の高騰」「資金が潤沢な球団が有利」といった問題を解決する為に、入札額の上限が設けられました。

入札額上限を提示した球団が複数ある場合は、その全球団に対して交渉権が与えられます。

大谷選手のポスティングの際には、7つの米球団が交渉権を得て、各チームが大谷選手に対してプレゼンを行い、交渉の末、エンゼルスに入団が決まったということですね。

メジャー初年度の年俸が低い理由:新労使協定にてマイナー契約スタート

https://www.sankei.com/article/20171210-WQX7WJCKS5JTFBOCQBSAZKEA2Y/

大谷翔平がメジャー挑戦を表明した昨秋、私を含めた何人かの記者が「あと2年経てば、2億ドル近い大金を手にすることができるのに、なぜ今、メジャーに来るのか?」というようなことを書いた。

 当然だ。なぜなら、2016年に締結された現行の労使協定には「25歳未満の外国出身の選手はアマチュアとみなされメジャー契約してはならない」という不可解な項目があったからだ。

https://number.bunshun.jp/articles/-/830684

大谷選手が、メジャー挑戦を表明した約1年前の2016年秋頃に、この新労使協定が結ばれました。

アマチュア選手とみなされる、要は外国人選手がメジャーリーガー扱いになる条件は、

  • 年齢が25歳以上
  • 自国でのプロ経験が6年以上

当時の大谷選手は、プロ経験5年の23歳で、アマチュア扱い、つまりマイナー契約からのスタートだったんですね。

また、マイナー契約からスタートした1年目に関しては、途中でメジャー契約に切り替わっても、大型契約は禁止とされており、メジャーリーグで規定されている最低保証年俸が適用されます。

野球少女

その最低金額というのが、「54万5000ドル」なんですね。

野球博士

大谷選手の年俸が低い理由が理解できたようじゃの。

当時の大谷選手は、メジャー挑戦をあと2年待てば25歳になる為、大型契約を勝ち取ることができたのに。。といった声も少なくなかったんじゃよ。

大谷翔平の年俸が2年目以降も安い理由:年俸調停権を持っていない

https://full-count.jp/2019/10/19/post578846/

メジャー2年目、3年目も大谷選手の年俸はそこまで伸びてませんよね。

  • 2019年(2年目):65万5000ドル
  • 2020年(3年目):70万ドル

大谷選手のメジャー1年目の活躍ぶりは、もっと評価されていい成績でしたよね?

メジャーリーグ史上初の快挙を成遂げ「新人王」獲得

大谷選手 メジャー1年目の記録
  • 開幕戦に指名打者で先発し、初打席初球初安打を記録。
  • 投手初登板で初勝利を挙げる。
  • 本拠地初戦の第一打席で、初本塁打を記録
    • 勝利投手がその2日以内に打者出場した試合の初回に、本塁打を記録したのはベーブ・ルース以来の快挙。
    • 初本塁打から3試合連続で本塁打を記録
  • 開幕から10試合で投手2勝&3本塁打は99年ぶりの快挙。⇒週間MVP受賞。
  • 4月度のア・リーグルーキー・オブ・ザ・マンスに選出された。
  • etc…

最終的な成績としては、

打者成績:打率・285、22本塁打、61打点、10盗塁

投手成績:先発で10試合登板、4勝2敗、防御率3・31

投手・打者として、「10登板、20本塁打、10盗塁」を達成。
これは、メジャーリーグ史上初の快挙だったんす。

そして、日本人選手として史上4人目の「新人王」に輝きました。
(前回は、2001年のイチロー選手以来)

https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/mlb/2018/10/07/___split_29/

メジャー初年度で、これだけの成績を残しても、年俸が思うように伸びない理由、、、

年俸調停権を得る3年目までは大型契約を勝ち取ることができず、2年目は65万ドル(約6800万円)、3年目の昨年は70万ドル(約7300万円)だった

https://news.yahoo.co.jp/articles/43513032af09f4f342d1d054d5aaf95b9a16e90d

その原因は、「年俸調停権」だったんです。
どのような権利なのでしょうか?

年俸調停権:野球選手としての価値を選手本人が判断し主張できる権利

「年俸調停件」とは?

メジャーリーグベースボール(以下MLB)では、1973年から年俸調停(Salary Arbitration)制度が始まった。当時はまだFA(フリーエージェント)制度もなく、選手は保留制度に縛られ、自由意志で球団を移籍する権利を持たず、契約交渉上不利な立場に置かれ続けていた選手待遇を救済する目的で開始された。

MLBの年俸調停制度では、所定日までに調停申請を行なった選手(代理人)側と球団側が1月の所定期限日までに当年以降の契約合意に至らなかった場合、双方の希望年俸額を予め提示したうえで、2月に公聴会が開かれる。

Wikipedia より引用
野球少年

ちょっと長くて、分かりづらいな。。。

野球博士

シンプルに考えればいいんじゃ。
要は、選手と球団の提示金額に差がある場合に、選手が年俸調停権を行使すれば、第三者(公聴会)が年俸金額を決めてくれるということじゃな。

そしてこの「年俸調停権」は、メジャーリーグで3年間の実績を残した選手に与えられる権利です。
※厳密に言えば、3年以上6年未満の選手に与えられる。

言い換えると、3年間の実績を持っている選手は、4年目以降に関しては、自分の野球選手としての価値を自分で判断出来る権利と言うことですね。

野球少年

3年目までは、球団側が一方的に年俸を決めることが出来る状態だから、年俸交渉において選手側が弱い立場なんだね!

野球博士

その通りじゃ。
ちなみに、年俸調停権を行使して、公聴会で年俸金額を決定する場合、選手側or球団側の提示金額「どちらか一方の提示金額通り」に決まるんじゃ。
間を取る」とかではなく、白黒ハッキリするんじゃの。

大谷選手のメジャー4年目以降の年俸を見てみると、

  • 2021年(4年目):300万ドル(3億3千万円)
  • 2022年(5年目):550万ドル(6億5百万円)

3年目の年俸と比較しても、日本円で約2億5千万円と大幅アップですね。


この4年目以降の年俸交渉の際には、大谷選手は年俸調停権を有する状態にありました。

3年のシーズンを終えた大谷は、今オフに年俸調停権を得ていたが、19日に予定されていた公聴会を前に調停は回避された。大谷サイドは1年330万ドル(約3億4000万円)を希望、球団サイドの提示は250万ドル(約2億6000万円)で、両者には80万ドル(約8000万円)の開きがあったとされるため球団側の大幅な譲歩である。

https://news.yahoo.co.jp/articles/43513032af09f4f342d1d054d5aaf95b9a16e90d

当初、大谷選手と球団の双方の提示額に、約80万ドルの開きがあり、交渉は長期化することも予測されていました。

そこで、大谷選手が年俸調停権を行使するといった報道が日本にも入ってきていた中で、最終的には球団側が大谷サイドに歩み寄り、公聴会を避ける形で、年俸交渉が決着しました。

ちなみにエンゼルスのチームメイトで複数年契約を結んでいるのは、大谷選手を除けば3名しかいません。

  • マイク・トラウト
  • ジャスティン・アップトン
  • アンソニー・レンドン
https://the-ans.jp/news/151147/

今回の総額850万ドルの2年契約は、エンゼルスが大谷選手を高く評価していることが良く分かりますね。

また、今回の2年契約が終了するタイミングの2023年オフには、大谷選手は、フリーエージェント(エンジェルスと契約解消し、他球団と自由に契約交渉できる状態)になります。

まさにエンゼルスから、大谷選手に対して、特別待遇を与えたと言っても過言ではないですね。

大谷選手の2022年以降の年俸も非常に気になりますよね。

↑こちらの記事で大谷翔平選手の今後の年俸について詳しく解説しておりますので、併せてご覧ください!

大谷翔平の年俸が安い理由:本人がお金より重要視するもの

https://the-ans.jp/news/168923/

ここまでの年俸に関する情報をまとめてきましたが、洞察力が鋭い方は、

お気付きかもしれませんが、大谷選手が最優先するものは、
年俸と言った金銭面ではない
ことは、明らかですよね。

それは、「メジャー移籍のタイミング」や「年俸交渉」を深堀していくと、
更に見えてきます。

メジャー移籍を決断したタイミング:低年俸になるマイナー契約

メジャー移籍を決めたタイミングの大谷選手は、

  • 年齢:23歳
  • 日本プロ野球経歴:5年

メジャーの新労使協定の絡みで、メジャー契約不可で、アマチュア契約のみ可能な状態でしたね。

日本ハムの大谷翔平投手がメジャー挑戦表明の記者会見を行ってから、MLB各球団は獲得に向けて様々な動きを見せている。ポスティングシステム(入説制度)が締結となり、大谷サイドが正式に申請すれば、空前の大争奪戦に発展することになりそうだ。昨年12月に結ばれた新労使協定のもとでは、23歳の大谷は中南米のアマチュア選手らと同じように契約金は最大350万ドル(約4億円)という“格安”でマイナー契約で移籍し、開幕までにメジャー契約となっても年俸調停の権利を得るまでは低年俸でプレーする可能性があるが、米メディアはお金ではなく、夢の挑戦を選んだ大谷の志の高さを「前代未聞」と称賛している。

https://full-count.jp/2017/11/18/post93553/

当時の大谷選手の判断には、多くの米メディアの度肝を抜いたようですね。

米エディアA

フィールド上での明確な目標追求よりも巨額な契約金に当然のように価値を置くアスリートたちに慣れてしまった世界において、オオタニの決断は別格のものに見える

https://full-count.jp/2017/11/18/post93553/2/
米メディアB

文字通り何億ドルを手放すことを厭わない男にとって、これまでの例と比較することは難しい。前代未聞。

https://full-count.jp/2017/11/18/post93553/2/

確かに、スポーツ選手にとって、評価の指標として一番分かりやすいのが、「年俸」というのは正論ですね。
そして大谷選手の場合、金額が大きかったのもあり、より周囲を驚かせた形になったのでしょう。


過去に、新労使協定が決定する前に、メジャー移籍を果たした、日本を代表する名投手であるこの2人の場合、

  • ダルビッシュ有:約46億2000万円(6年総額)
  • 田中将大:約161億円(7年総額)

金額の桁数の次元が違いますね。(笑)

仮に、大谷選手がメジャー挑戦を2年待って、メジャー契約可能な状態で移籍した場合、契約金額はいくらになっていたのでしょうか?

米エディアA

ニュースターはテーブルの上に置かれた大金に見向きもしなかった。大谷はMLB移籍を2年前倒しにしたことで2億ドル(約214億円)を犠牲にした。

https://www.tokyo-sports.co.jp/baseball/974356/
米エディアB

特にピッチャーにはけがのリスクも存在するが、もしも、あと2年間日本に止まれば、フリーエージェント(実際にはポスティングシステム)として9桁の契約を容易に手にすることになるだろう

https://full-count.jp/2017/11/18/post93553/

メジャー契約に達する25歳までの2年間で、更にどれだけの結果を日本プロ野球で残せたのかという要因も大きく影響してくるため仮定の話になりますが、少なくとも「9桁」、数億ドルの契約は間違いなかったようですね。

また一部の米メディアの中には、総額3億ドル(約330億円)に上る契約になった可能性もあったとのこと。

そんな天文学的な金額を蹴ってまで、
大谷選手が優先したものは、「純粋に自分が目指す野球が出来る環境」

それを提示してくれた、米球団がエンゼルスだったんですね。

https://news.1242.com/article/132120
  • 二刀流としてプレー可能な条件
  • ロサンゼルスの温暖な環境
  • 指名打者・DHとして出場できる、ア・リーグのチーム
  • 大都市と比べて、マスコミ・ファンのプレッシャーが少ない
  • 日本食を扱うスーパーマーケット、レストランが身近にある

エンゼルスが提示した条件が、大谷選手の希望と一致した部分が多かったのはもちろんですが、
環境面でも、大谷選手にとって魅力的な面が多かったようですね。

大谷選手

エンゼルスの一員として、ファンの皆さんとともに優勝を目指していきたい。

年俸調停権を得た際に公聴会行きとの報道もあったが実際は…

先程も少し触れましたが、大谷選手がメジャー4年目を迎える時は、新契約を結ぶタイミングで、年俸調停権を得る時期でもありました。

球団と選手サイドで、金額の開きがあったことから、公聴会行きの報道もありましたが、実際には公聴会前に両者間の話し合いで合意に至りましたね。

https://www.zakzak.co.jp/spo/news/181119/spo1811190001-n1.html

大谷選手がメジャー移籍した段階から代理人を務める、ネズ・バレロ氏は、当時の状況をこのように語っておられます。

ネズ・バレロ氏

ショウヘイは喜んでいた。我々としては公聴会を避けようとしていた。公聴会では(選手側と球団側の)双方が少し責め立てることになるので。次の2年間について心配する必要がなくなり、プレーに専念できる。だから喜んでいるのだと私は思っている。(野球以外は)他に何も欲していなかった

https://full-count.jp/2021/02/09/post1046432/

公聴会へ突入する前に、エンゼルスと大谷選手は、何週間もかけて細かい部分まで徹底的に話し合ったと言います。

ただ、エンゼルス側も、前例のない二刀流の大谷選手を評価するのに非常に難しかったようです。
エンゼルスのゼネラルマネージャー (GM)を務めている、ペリー・ミナシアンGMは、

ペリー・ミナシアンGM

とても難しかった。だが、お互いに相手がどこを評価しているかの考えを理解し、尽力して合意に達することができた。彼は周りとは違うタイプの選手。多くの選手が彼がフィールド上で行っていること(二刀流)をできない。我々にとって2年契約で合意できたことは理にかなっていた

https://news.yahoo.co.jp/articles/
43513032af09f4f342d1d054d5aaf95b9a16e90d?page=1

最終的に、選手側の希望年俸に近づけて決着させたのも、大谷選手が替えが利かない「唯一無二の存在」であったことを、エンゼルス側も再認識したのでしょうね。

ネズ・バレロ氏

ショウヘイはたくさんのことをできる能力がある。我々としては選手に安心してもらいたい。お金や契約だけがいつも重要というわけではない。伸び伸びとプレーして、我々が知っている通りのパフォーマンスをすることが重要になる。それが非常に重要な要素だった

https://full-count.jp/2021/02/09/post1046432/

年俸交渉の中で大谷選手が見せた人間性や価値観は、メジャー移籍当時のそれと全く変わっておらず、非常に素晴らしものだったようですね。

https://www.jiji.com/jc/v4?id=ohtanishimura1910&p=ohtani1910-jpp032119081

大谷選手がこだわる二刀流で結果を残せば、チームにとってプラスになることは間違いないですし、

評価や報酬をマストに考えない大谷選手だからこそ、そういった要素も後から付いてくるのでしょうね。

大谷翔平の年俸が安い理由 まとめ

  • ジャー移籍時の年俸が安い理由は、「新労使協定」
    • 年齢:25歳以上・プロ経験:6年の条件に満たず、マイナー契約スタート。
    • メジャー規定の最低保証年俸(54万5000ドル)が適用された。
  • メジャー2年以降の年俸が安い理由は、「年俸調停権」を持っていない為
    • 自らの野球選手としての価値を自分で主張できる権利(判断は第三者の公聴会)
    • メジャーで3年間の実績がないと与えられない権利
  • 大谷選手は、お金よりも、自分が目指す「二刀流」野球が出来る環境を何よりも重要視している。

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